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ドラッグストア 薬剤師の役割は、経営者から町の薬剤師さんまで
ドラックストアの薬剤師は、何も安い食品と生活雑貨を売っているだけではありません。店長のような重要な役割を任せられることもありますし、処方箋の調剤を行うこともあります。在宅医療でお薬をお届けすることもありますし、レジ打ちやお客様の相談に応じたりなど、おこなわなければならない業務や役割は沢山あります。
しかし、中には薬剤師を医療従事者として扱わす、医薬品を販売するための資格を持つ人間としてしか扱ってくれない企業もあります。薬剤師には嫌厭されがちなドラックストアですが、健全なドラックストアですと、様々なスキルを勉強することができる、やりがいのある仕事であることは間違いありません。
目次
ドラッグストア 薬剤師の役割はお客様に対して聴きやすい健康相談の相手
ドラッグストアの医薬品コーナーに来るお客様方は、どこかしら身体の不調を抱えている方々です。そして、調剤の処方箋を持って来る方々はもちろん身体に不調を抱えています。
薬剤師に相談をする方々が口々におっしゃることが、「病院の先生には聞きづらい」「誰に聞いていいか分からない」「周りに知っている人がいない」などです。
病院では他の患者さんも待っているため、なかなか医師にじっくり質問をしづらいと考えていらっしゃる方が多いのです。医師に聞けなかったことを薬剤師さんに聞いてみようと思われる方も少なくありません。
ですので、我々薬剤師は医師が伝えきれていないことをしっかりとサポートする役割を果たし、患者さんが聞きたかったことを、わかりやすく説明をしなければなりません。
以前アメリカではこの業務が、尊敬に値するとされ、尊敬する職業ナンバーワンに選ばれたことがあったのです。私たち薬剤師が当たり前に知っていることでも、患者さんたちが知らないことは沢山あります。そのようなことを、わかりやすく説明し、患者さんの悩みを聞く。実はこれこそが薬剤師の醍醐味であり、役割なのです。
ドラッグストア 薬剤師が店長の場合、店長としての役割は経営者
薬剤師がドラッグストアの社員となった場合、3年ほど勤務すれば店長を任される場合が多いのです。店長は文字通りその店舗での長の役割を果たします。店舗のスタッフさんたちのシフト組みや、商品の仕入れから陳列など様々なことが任されます。
チェーン店などの場合、本部とのやりとりなども行わなければならなくなります。また、他店との連携での繋がりも出てくれば、そのやりとりも行わなければならなくなります。
つまり、店長とは店舗内のことは任され、店舗外では摂政を行わなければならなくなってきます。店舗の経営者の役割を担っていると言っても過言ではないでしょう。チェーン店などは、すべてを自分の思い通りに行えるわけではないでしょうが、自分の裁量で行えることも多いのです。
本当の経営者と異なり、すべての責任がのしかかるわけではありませんが、自分のスキルアップとしては、とてもやりがいのあるポストでしょう。自分のマネージメントによって店舗の売上が向上した時などは、表現できないほどの喜びです。
そしてさらにエリアマネージャーのような役割もあれば、さらに経営者に近づくことができ、やりがいもより大きなものになるでしょう。
ドラッグストア 薬剤師が管理薬剤師の場合は管理薬剤師としての役割は医薬品全般の責任者
薬剤師は店長にならなかったとしても、管理薬剤師の役割が与えられる場合があります。管理薬剤師は店舗で医薬品を販売する場合に、医薬品の販売に関する責任者の役割を果たします。
管理薬剤師が、医薬品が法に準じて適切に販売されているか、医薬品を扱う専門家が法に準じて業務を行っているかなどの管理を行うのです。
店舗に管理薬剤師が登録されていなければ、医薬品の販売はできませんので、店舗側にとってはとても必要な存在なのです。医薬品の在庫管理や、保管、医薬品の帳簿の記載などの管理も行います。
また、管理薬剤師と薬剤師の店長の線引きが難しいのですが、基本的にドラッグストアが開店している間に起こった医薬品のトラブルに関しては、管理薬剤師が責任を負わなくてはなりません。
そして、ドラッグストアのオーナー(薬局又は店舗開設者)と同じ立場で、オーナー(薬局又は店舗開設者)にモノを言えるのが管理薬剤師なのです。医薬品に関連する事故や問題を未然に防ぐためにオーナー(薬局又は店舗開設者)に申し立てを行います。オーナー(薬局又は店舗開設者)と対等にモノを言えるというだけでも管理薬剤師はやりがいのある役割なのです。
ドラッグストア 薬剤師の役割は他スタッフに対しては頼れる専門家
薬剤師以外のスタッフには登録販売者を取得しているスタッフや化粧品専門のスタッフ、さらにはアルバイトのスタッフなどもいて、それぞれの役割を果たしています。
医薬品に関して、薬剤師は化学から、物理学から、生物学、臨床医学にわたるまで、医薬品に関わる様々な分野の勉強を基礎に医薬品の勉強をしています。登録販売者の資格に比べると、薬学部の卒業も要件に入り、難易度も高いものとなっているのです。
ですので、医薬品に関わる知識の量も、基本的には薬剤師の方が数段多いことになります。登録販売者やスタッフが、お客様から質問されてわからないことなどは、やはり薬剤師に頼るしかないのです。
そのように頼られ、頼られた結果、専門家としての役割を果たすことによって、自分の知識で困っていたお客様を助けることができ、さらにスタッフからの信頼も得ることができるのです。
ドラッグストア 薬剤師の役割は同僚薬剤師に対しては良きライバル
薬剤師は患者さんと接していくと、実は人気商売であり、サービス業なのです。薬剤師の接し方で、また相談したいと思ってくれる患者さんをいかに作っていくかが大切になってきます。
処方箋であれば、また、処方箋を持ってきてくださるようになり、OTCであれば、再度その薬剤師がいるドラッグストアで購入しようとなってきます。
また、近年では薬剤師にも専門薬剤師の内部認定なども出てきました。薬剤師自体も変化の早い時代に合わせて、スキルアップしていかなければならないのです。今後、薬剤師は個々の能力や役割にどんどん差がついていくでしょう。
同僚の薬剤師は専門家として、成長していく中で良きライバルの役割を果たしてくれるのです。専門的なところはスタッフと共有することはできません。お互いに薬剤師としてのスキルアップを果たすことができ、成長できた時、喜びは2倍なのです。
まとめ
いかがでしたか?ドラッッグストアの薬剤師は、大学もしくは企業の研究や、病院の薬剤師とは異なり、行う業務が多岐にわたっています。だからこそ役割も多様であり、やり遂げた時の達成感も大きなものなのです。
昔のような居るだけの薬剤師とはイメージが随分と変わってきました。あなたはどの役割で、薬剤師として勤務したいのでしょうか。
こなしたい役割が明確になっている方も、なっていなかたも、転職サイトに登録をしておくと、マッチングをしてくれます。転職サイトは有効に活用すると良いでしょう。
転職サイトのコンサルタントによく相談をして、自分がなりたい薬剤師を目指しましょう。評判の良くない、いわゆるブラック企業などはあらかじめ省くようお願いするなど、転職の場でも自らの意見をはっきりと述べ、自分の薬剤師としての役割を最大限発揮できる環境を探してもらいましょう。
執筆者情報
ドラッグ小僧 編集部
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