ドラッグストア 薬剤師のやりがいは、医師よりも日常で頼られること

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ドラッグストア 薬剤師のやりがいは、医師よりも日常で頼られること

ドラッグストアに就職というと、店頭で大声を出してものを売らなければならない、レジ打ちをしなければならないというイメージが大きいかもしれません。給与は高いが、やりがいがないというイメージがないでしょうか。

しかし、それは大きな誤解です。

ドラッグストアは町の大きなコンビニのようなものです。生活用品や食品を扱うがゆえに、お客様の生活圏に近い存在です。そこに居る薬剤師という専門家は、お客様にとっては頼れる存在です。

実際働いてみると、どのようなところで薬剤師としてのやりがいを感じるのかをご紹介しましょう。

ドラッグストア 薬剤師のやりがいは 緊急の調剤などで感謝される時

普段処方箋は病院の門前薬局で調剤をお願いする患者さんがほとんどです。しかし、休日診療や救急で病院にかかった場合など、門前薬局がお休みの場合もあるのです。そんな時にはドラッグストアに処方箋が舞い込んできます。

休日診療に来ている医師などは、学生バイトの医師や、経験が浅い医師が少なくありません。小児の処方などは時々とんでもない量の処方をしてくることがあります。もちろんそんな時は薬剤師として疑義照会をおこないます。

「え〜本にその量で書いてあるんだけど」

「この患者さんの体重は○○kgですから・・・」

などと、頼りない医師を諭し、正しい薬の量に変えていただき、患者さんに処方します。

もちろん長く待たせてしまっているので、事情を説明すると、患者さんのお母さんにとても感謝されたという経験があります。これぞ医薬分業の醍醐味ですよね。私たち薬剤師は医師の良きパートナーであり、サポート役でなければいけません。そんな体験がドラッグストアでも十分できるのです。

ドラッグストア 薬剤師のやりがいは 薬の相談をされる時

調剤の仕事は、医師の処方箋を調剤し、処方箋通りの薬を出すことですが、調剤の仕事はとちらかというとルーティンワークなんです。

調剤・監査・投薬の繰り返しの業務です。

しかし、ドラッグストアの場合は、お客様が体の不調を治したくて、薬剤師に相談に訪れます。お客様の体の不調をお聞きし、何を求めていらっしゃるのかをお聞きし、お客様に合った医薬品をお勧めします。当たり前のことに様に思うかもしれませんが、お客様を診断し、投薬しているわけです。

お薬を飲んでいただいた後に、

「良くなったよ」

とわざわざご報告に来てくださる方もいらっしゃいます。

ドラッグストアの薬剤師は町医者さながら！やりがいがありますね。

ドラッグストア 薬剤師のやりがいは 店長になれた時

ドラッグストアに就職して、最初はもちろん、一薬剤師でしかありません。しかし、よっぽどなことをしない限り、３年ほど経てば、薬剤師は店長になることができます。店長は一つの店舗の管理者です。プチ経営者と言っても良いでしょう。

チェーンドラッグストアなどは、本部の指示や意向は多いですが、それでもある程度の決裁権は持たされます。

どの商品をどれくらい仕入れるかや、どのような商品を置くか、在宅医療や調剤のマネージメント、社員やバイトの管理など、やらなければいけない仕事はたくさんです。

ドラッグストアは土日祝日もあまり関係ありませんが、忙しく、大変だからこそ、やりがいもありますし、店舗の成績が伸びれば、喜びもひとしおです。

これは経験してみないとわかりません。

やる気のある人は、是非一度店長に！

まとめ

なんとなくイメージができたでしょうか。薬剤師はドラッグストアにおいては幅の広い活躍が期待されます。期待されるからこそ、達成できた時の他からの感謝や自分の達成感は大きくなります。

ルーティンワークが嫌だと思っている方は、一度ドラッグストアの職場を考えてみてはいかがでしょうか。

しかし、薬剤師ならご存知の通り、ドラッグストアは当たり外れがひどいです。

ブラック企業と言われるドラッグストアも思いつくだけでも数件、辞める時に監禁された先輩もいらっしゃいました。そんなブラック企業に入ってしまわないためにも、転職サイトを利用し、コンサルタントにどのようなやりがいを求めているかなどをしっかりと伝え、失敗のない転職を行いましょう。

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